体験学習サイクル、回せていますか?

 

この記事はコーチをしている人/コーチ的な関わりをしたい人、自分でセルフコーチングしたい人、体験学習サイクルに興味がある人に向けて記載しています。内容はあくまで作者の見解です。

 

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体験学習サイクルとはなに?PDCAサイクルとの違いは?についてメインで述べています。記事は4分で読めます。

 

 

体験学習サイクルとは

 

 

経験学習サイクルを簡単に説明すると以下の4ステップになっています。


①体験
そのままですが、なにかの出来事を体験すること。
意図して体験するのもいいし、偶発的なものでもOKです。

②振り返り
その出来事についてどういう学びがあったか、どうしてその結果になったのか。プロセスと結果、その事実と感情面の両方における振り返りを行う。事実と感情の両方というがポイントです。

③概念化
その体験がもっと普遍的に他のときでも応用できるようにしたらどうなるだろうというのを考えることです。

④実験
ここで得たこの抽象的概念を意図的に他の場面で試してみる。そしてまた①に戻って検証する。

このサイクルを回すことによって、学習効率がどんどん上がります。
またサイクルのペースが速ければ速いほど、物事がどんどん大きく先に進むことになります。

 

PDCAとの違いは?

この学習サイクルとPDCAサイクルって似てるから一緒でしょ。
と思われるかもしれないですが、

いいえ違います。

大きく異るポイントとして、

PDCAは基本プロジェクト/タスクベースの考え方です。
通常あるプロジェクトやタスクにおいて、反復行動や改善を行っていくものです。

対して体験学習サイクルは、概念ベースの考え方です。
体験や経験を一度抽象化して、別の事象でも当てて、その抽象化された概念を試しているというような違いがあります。

もちろん、PDCAサイクルを回している中で、Cの抽象度高く行うことができれば自然と体験学習サイクルを回せていることにも繋がります。

 

現状コーチングにおける起きがちな課題点


個人的な感想として、この体験学習サイクルをセッションを通して設計することは難しいと感じています。ときにはコーチの強引さを必要とします。

継続セッションで継続なテーマを決めずにコーチングを進める場合、クライアントが今日話したいテーマが前回と全く異なるとき、コーチとしてやりがちなのは前回のクライアントが約束してくれたtodoや振り返りを確認することしないまま、今日の話題に入っていくことです。

そのためこの体験学習サイクルが回せずに、毎回単発のようなセッションになってしまいます。もちろん、それが悪いということを言っているわけではありません。ただ体験学習サイクルをセッションを通して回す習慣がつき、それが日常的にクライアントが一人できるようになったときに初めて、コーチングの狙いが達成たれたと思います。

 

取りうる対策

一般的に以下の2つの対策が考えられるかと思います。

①セッション前半で前回の取り決め約束についてコーチから絶対触れる。
②コーチが体験学習が回せているかの確認(主に実験と体験の部分)をクライアントに対してセッション外の時間で行う。

コーチングはセッション中の時間だけを最大化させるのではなく、セッション時間外でもクライアントに思考し、行動変容を促し、最終的には目標達成を目指しています。この二点を実施することによって、より普段の生活+セッション内でよりこの学習サイクルが意識されるようになり、習慣化されていきます。この体験学習サイクルが自然にできると、クライアントはコーチングを受けなくても自走しつづけられることが可能になります。

 

最後に

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
体験学習サイクルをぜひお試しに毎週、可能であれば毎日回して見てください。
一人でするのが少し困難、もっと質高くサイクルを回したい方は、
ぜひtwitterのDMより私までお気軽にご相談ください。@chantsu0928

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